2010年07月30日
中原 中也
大好きな詩をみつけました
中原中也との出会いは、高校1年生の時
現代国語の教科書に載ってきて、
詩の勉強をしたときになぜか、
心に、響いてきた詩がありました
「吹く風を心の友と」
吹く風を心の友と
口笛に心まぎらはし
私がげんげ田を歩いていた十五の春は
煙のやうに、野羊のやうに、パルプのやうに、
とんで行って、もう今頃は、
どこか遠い別の世界で花咲いているであらうか
耳を澄ますと
げんげの色のやうにはじらひながら遠くに聞こえる
あれは、十五の春の遠い音信なのだろうか
滲むように、日が暮れても空のどこかに
あの日の昼のままに
あの時が、あの時の物音が経過しつつあるように思はれる
それが何処か?-とにかく僕に其処へゆけたらなあ・・・
心一杯に懺悔して、
ゆるされたといふ気持ちの中に、再び生きて、
僕は努力家にならうと思ふんだー
みなさんも、好きな詩があると思いますが
もう一度、読み直すと、あらためて
感じる事があると思います。
忙しい、毎日の中で、
なぜか、心落ち着く一時が出来ました。

中原中也との出会いは、高校1年生の時
現代国語の教科書に載ってきて、
詩の勉強をしたときになぜか、
心に、響いてきた詩がありました

「吹く風を心の友と」
吹く風を心の友と
口笛に心まぎらはし
私がげんげ田を歩いていた十五の春は
煙のやうに、野羊のやうに、パルプのやうに、
とんで行って、もう今頃は、
どこか遠い別の世界で花咲いているであらうか
耳を澄ますと
げんげの色のやうにはじらひながら遠くに聞こえる
あれは、十五の春の遠い音信なのだろうか
滲むように、日が暮れても空のどこかに
あの日の昼のままに
あの時が、あの時の物音が経過しつつあるように思はれる
それが何処か?-とにかく僕に其処へゆけたらなあ・・・
心一杯に懺悔して、
ゆるされたといふ気持ちの中に、再び生きて、
僕は努力家にならうと思ふんだー
みなさんも、好きな詩があると思いますが
もう一度、読み直すと、あらためて
感じる事があると思います。
忙しい、毎日の中で、
なぜか、心落ち着く一時が出来ました。